2007年04月30日

ペットの高齢化

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

2006年度のペットの飼育調査の結果が色々と出ています。
ちなみに2006年度の
犬の飼育頭数は 1208万9000頭
猫の飼育頭数は 1245万7000頭
(ペットフード工業会)
でした。犬の飼育頭数は前年比減(前年 1306万8000頭)で
猫については前年比増(前年 1209万7000頭)でした。

また犬の2006度に新しく登録された犬種別登録頭数では
1位がミニチュアダックスフンドで、116,550頭、
2位がチワワの86,725頭
3位がトイプードルの69,831頭
4位がヨークシャーテリアの23,787頭
5位がパピヨンの20,856頭で
以下ポメラニアン、シーズー、ミニチュアシュナウザー、
ウェルッシュコーギー、フレンチブルドック、マルチーズ、
柴、パグ、キャバリア、ラブラドールと続いていきます。
(JKCより)
獣医師から現場からみた感想ですと、フレンチブルドックの
数が急激に増えたという感じがします。トイプードルや
ミニチュアダックスはやはり人気の高さを維持しています。
JKCは当然mixの子たちや、クラブに無登録の場合もあり
ますので、多少の異差はあるでしょうが、ミニチュアダックス、
トイプードルの登録は今年も多いことでしょう。

今回の統計資料で統計的に立証されたのが
ペットの高齢化
であり、犬の場合は約半数が7歳以上であることが
判明されました。
ペットの高齢化は予防医学の徹底、病気の早期発見
動物病院の高度化等色々な要因が支えていますが、
逆にペットの高齢化により、痴呆や腫瘍等の疾患が
増加します。
ペットも人間同様高齢化に今後対応する色々なことが
生じると思います。

次回は飼い主様の意識調査の中身をブログ致します。
ペットビジョン

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2007年04月29日

ネコちゃんの死亡原因 

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

ペット保険のアニコムさんのデータに、猫ちゃんの
死亡原因の順位があります。
上位から順に羅列しますと

感染症
事故
泌尿器疾患
循環器疾患
悪性腫瘍
呼吸器
肝疾患
消化器疾患
神経疾患
内分泌(主に糖尿病)疾患

となっています。統計の絶対数が少ないので、なんとも
言えませんが、猫ちゃんの死亡原因の1位は感染症と
なっています。猫ちゃんの感染症には色々とありますが、
この中にはたぶん猫HIV、猫白血病などの伝染病も
含まれていると思います。猫HIVや猫白血病は発病
はしていないキャリアの子が多いので、予防手段として
は室内飼いが最良ということにはなります。しかしながら
猫HIVや猫白血病についてはお母さんのお腹の中で
キャリアになってしまうということもあります。

2位はやはり事故で、どうしてもお外に出る子の交通事故は
後を絶ちません。猫ちゃんの泌尿器疾患については、猫の
腎不全や、猫のFUS等から起因するものが多いと思われます。
猫の腎不全は、老齢期に入りますと増加します。猫の
腎不全は食餌等が関与する場合も多いです。

どちらにしても、猫ちゃんの飼育については、昔ながらの
外飼いではなく、室内飼いが増加していますので、猫ちゃんの
交通事故は減少する傾向になるとは思いますが、その分
病気の予防が重要になってくると思います。

ペットビジョン
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2007年04月28日

狂犬病予防接種の存在価値       類似国オーストラリアとの比較

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

前回まで狂犬病予防注射とマイクロチップについて
お話しました。
そこで、日本と類似する国との狂犬病予防注射とマイクロチップ
についてブログしてみます。
比較するのは、疫病予防として、地政学的に類似している
島国であるオーストラリアと日本を比較してみます。

オーストラリアでは犬に対する狂犬病予防注射は義務では
ありません。ということはオーストラリアの犬について
は狂犬病予防注射の接種は不要ということです。
代わりに、オーストラリア国内に入る動物には狂犬病注射の
接種を徹底しています。
つまりは検疫を最重視しているということになります。
またマイクロチップについては生後12週目までにマイクロ
シップを装置した子犬以外は販売できないという法律が
あります。

日本と根本的に違う部分は
犬の登録と狂犬病予防注射については完全に独立している

ということになりますね。

皆様以外だったのではないでしょうか?犬に狂犬病予防注射
は万国共通じゃないんだと。

当然国家によって、伝染病対策に違いがあるのは当然ですし、
法律も違うもの当然でしょう。
しかしオーストラリアは酪農国であり、伝染病の伝播は
国の存続にかかわります。また野生動物の存在は日本の
比ではありません。
皆さんどのように考えられますか?
ペットビジョン

かかわる


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2007年04月27日

続続 狂犬病注射不要論

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

参考にこのようなことは毎年おきています。
狂犬病予防注射で愛犬を亡くされた方のブログ

当院は動物病院ですので、法律は遵守しなければ
なりません。
しかしながら事実として起こっていることも認識し
飼い主様に啓蒙しなければなりません。
ペットビジョン




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続狂犬病不要論 ペットのマイクロチップ

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

狂犬病不要論
を前回ブログにしましたが、
狂犬病集合注射と、犬の登録はセットになっています。
犬の登録はお住まいの市町村に届けるのですが、狂犬病の
注射とセットになっています。とまり登録をしなければ
狂犬病注射の案内も来ないようになっています。
犬の登録と狂犬病はマッチポンプの役割をになっている
わけです。

しかし最近では、自分のペットをデータとして認識し、
何かあってもわかるような
ペットのマイクロチップ
が普及してきました。
ペットのマイクロチップには、身分証明が明らかになる
データが保存されており、海外渡航や、迷子、災害等で
役に立つことになります。特に海外ではペットのマイクロ
チップは義務になっている国もあります。

ペットのマイクロチップの義務化は、飼い主側にしっかりと
飼育義務を持たせることで非常に重要視されています。

確かにペットの体内に認識させる物を埋め込むことには
非常に抵抗感があるとは思います。
しかしながら、保健所等で飼い主不明の子達が安易に
安楽死される前に、飼い主さんの責任追及ができると
いうことの大切さと比べることで、今後議論されても
良いテーマだと思います。
市町村で3,000円を支払う、犬の新規登録よりは長い目で
みると有意義だとは思います。

ペットビジョン






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2007年04月26日

狂犬病不要論

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

今の時期、お近くの公園等で、白衣を着た人と、犬を連れてくる
人が集まっている光景を目にします。
わんちゃんの飼い主さんにはご存知の狂犬病集合注射ですね。
この狂犬病集合注射は義務ではありません。狂犬病注射は
法律上は義務です。法律ですので。
しかし獣医療にかかわる人間、そしてわんちゃんの飼い主に
共通した暗黙の疑問
狂犬病予防注射って必要なの
があると思います。
管轄の省庁、日本獣医師会などは狂犬病予防注射の
必要性を啓蒙しています。

今回は狂犬病の日本での歴史を少し書いて見ます。
日本獣医師史会の唐仁原先生の小論文を参考にさせて
いただきます。

・日本での狂犬病の最終発生は昭和31年(1956年)である
・狂犬病の大流行は1732年、長崎から発生(これは
 長崎が唯一海外貿易の門戸と関係あるかもしれません)
・長崎から大流行した狂犬病は日本を伝播し、1761年に
 下北半島に到達
・狂犬病の人体用ワクチンがはじめて効果を発揮したのが
 明治27年(1894年)
・江戸時代に進入した狂犬病は明治、大正、昭和の三時代に
 渡り全国に拡大し、社会生活上大きな問題となったが、
 昭和31年(1956年に神奈川県のおける6頭の発生を
 もって狂犬病を駆逐。
・狂犬病に対する対処法はいつの時代も撲殺と犬の捕獲
 繋留が主体で、一般市街地で犬の撲殺は日常茶飯事で
 市民の心を痛めた
 そのため、犬税を納付したものだけを飼い主と認め、
 犬税を納付していない犬はたとえ飼い主のいる犬であっても
 処分対象になった。
 (これが今の狂犬病集合注射の起源だと思います)

 少し前の時代まで犬は「犬畜生」と言われ、撲殺されて
いたと思うと、改めて昨今のペットブームは驚愕であると
言わざるをえません。

狂犬病予防注射は国の法律で定められていますので、否定
することはできません。
また毎年世界では5万人以上の人が狂犬病で亡くなって
いるのは事実です。

しかしながら、狂犬病は犬という種だけでなく、全哺乳類に
感染します。ネコもしかりです。ネコは狂犬病予防注射しな
くていいの?が狂犬病という病気を考慮すると、
また、狂犬病の疫病対策は
浮浪犬
が対象ということで始まったものです。
正直なところ浮浪犬の存在はは今と昔では雲泥の差があり
ますよね。

狂犬病予防は非常に重要ですが、狂犬病集合注射の存在
価値、そして狂犬病についてしっかり再度獣医療サイド
から十分に説明する必要性があると思います。

簡単に言えば
狂犬病予防注射は
犬が狂犬病にならないための注射ではなく、
犬を人間に狂犬病に感染させるための感染源にしない


というものです。
ペットビジョン









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犬を飼うことによって健康になる

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

犬との生活は肉体的、精神的に良いという論文を
アイルランドのDr.Deborah wellsが発表しています。
最近ではペットは癒しという言葉が色々な場面ででて
きますが、Drによると
犬を飼っている人は血圧、コレステロール値が飼っていない
人より低く、健康上の問題も有意に少ないことが
確認されているそうです。
また心臓発作後に生き延びる年数は犬を飼っている人の
方が8.6年長いそうです。

ペットがわれわれに与える

というのは様々な世界で生かされています。
ご老人とペットのふれあい
身体的精神的に障害を持たれる子供たちがペットと触れ
あうことでの好影響
そして日常生活でわれわれに与えてくれる癒し

確かに好影響かもしれませんね。
ペットビジョン
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2007年04月25日

ネコちゃんの寄生虫予防薬 

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

ネコちゃんの飼い主さんは年々非常に増加しており、
ワンちゃんの飼育数の伸びを大きく越しております。

ネコちゃん用の動物病院専用製品や、ネコちゃん用
処方食のラインナップも年々増加しています。

特に今年はフロフェンダースポットとモナリートという
二つの新製品が加わり、豊富になりましたが、逆に飼い主
様たちはどれが良いのか、どれが必要なのか、非常に
困惑するかもせれませんね。

ノミとマダニ
これは外部寄生虫といって、お薬としてはフロントライン
プラスやアドバンテージプラスが有名です。
ノミやマダニは外にいる虫ですので、お外に出る子は特に
この時期必要になります。ネコノミは人にもノミアレル
ギーを起こしますので、ネコちゃんだけではなく、飼い主
さんへの二次的被害を予防する役目にもなります。
フロントラインプラスやアドバンテージハートについては
かなりの飼い主様がお使いになっていると思います。

ノミと回虫とフィラリアそして疥癬(カイセン)
フロントラインフラスやアドバンテージプラスでは
補いきれない、フィラリア予防(駆虫)ができるのが
レボリューション6%です。ネコのフィラリア症
ついては近年研究が進んでいますが、レボリューション
6%のフィラリア駆虫成分であるセラメクチンは
疥癬(カイセン)
特にミミヒゼンダニにも有効なため、一石二鳥ではあります。
しかしネコのフィラリア症については、予防や駆虫するだけの
感染率かどうかという議論がありますので、ご心配な方には
良いかもしれません。ちなみにレボリューション6%はマダニ
には有効ではありません。

猫回虫・猫鉤(こう)虫・瓜実(うりざね)条虫、猫条虫
多包条虫

これに関しましては、本年の新製品である、フロフェン
ダースポットとモナリートがあります。ここで詳しく
プロフェンダースポットとモナリート
でブログにしておりますのでお読みください。
フロントラインプラスなどとは少し目的がフロフェンダー
スポットとモナリートでは違いはありますが、併用される
飼い主様も多いようですね。

どちらにしても、ネコちゃんに対する飼い主様の予防意識の
高まりは今後も新製品の開発へと結びつくと思われます。
ペットビジョン





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2007年04月24日

ペットフードを変更する

ペットビジョン
動物病院専用製品のお求めは当院でどうそ

動物病院の専用フードである処方食は病気の予防や体調管理に
限らず、病気からの回復期など色々な用途があります。
ウォルサムやスペシフィックといった処方食メーカー
の場合、一時的に用途にあった処方食を与えるというのでは
なく、ライフサイクル全体にわたって付き合っていくフードの
開発をポリシーとしているようです。
ウォルサムやスペシフィックといったブランドのペットフード
の名前は未だ一般的(しかしかなの飼い主様は精通しています)
ではないかもしれませんが、ウォルサムのphコントロールや
スペシフィックのCRWといった商品はかなりの飼い主様に
利用されています。

ではウォルサムやスペシフィックといった処方食に
今までのフードから変更していく場合のテクニックは
どのようなものがあるでしょうか。

ペットフードの変更はペットにストレスやフラスト
レーションを与える場合があります。

基本的には
ペットが自発的に食べる
ということが必要になります。

皆さんが一番される方法としては
新旧のペットフードを同時に出しますが、
新しいペットフードは今まで使っていたお皿に入れ
既存のフードは新しいお皿に入れる


という方法があります。
容器は今までのものですから、新しいフードに過度な
警戒感をわかせません。ですので新しいフードであっても
ある程度食べやすい環境ということになります。
新しいフードについては、手で与えたりして何かきっかけを
与えても良いかもしれませんね。
最初は新旧のペットフードを同じ量でおいて置き、
新しいフードを食べるようであれば徐々にその比率を増やしていくというのが理想です。

猫ちゃんの場合は嗜好性が非常にキーワードにはなりますが、
新しいフードを数箇所に小分けにしておいて置き、いつでも
食べられる環境にしておくというのも良いと思います。

どちらにしても、当然猫ちゃんたち、ワンちゃんたちは
性格が皆違いますから、方法も色々だと思います。
いかにストレスなく食事を変更するかは、飼い主様が主体に
なります。
ウォルサムにしてもスペシフィックにしても、豊富なライン
ナップの処方食ですが、食事の切り替えに100%有意義な
方法レシピはさすがに無いようです。
http://petvision-petfood1.seesaa.net/



posted by petvision at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 処方食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

厄介な犬の皮膚病

ペットビジョン
動物病院専用製品の購入は当院でどうぞ

暖かくなってきて、一番増加する病気は犬の皮膚病です。
ワンちゃん飼われている飼い主さんは、皮膚のケアとして、
薬用ャンプーやノミ、マダニの駆虫予防だの非常にケアに
時間をかけられていることでしょう。

犬のアトピー性皮膚炎とか犬のアカラス症(犬の
ニキビダニ症)など難治性のものなどは、処方食や
サプリメント等、そして投薬治療でも極めて治療
効果が厳しいものがあります。

犬の皮膚病のなかで極めて、難治性の高い皮膚病で
趾間炎(しかんえん 指の間の細菌性皮膚炎)
というのがあります。
犬の趾間炎(しかんえん)は指の間が赤くなり、炎症を
起こすことで痒みがひどく、絶えずなめていることで、
治癒が長引きます。
また、少し治まってもまた再発する厄介な皮膚病です。
犬の趾間炎(しかんえん)はかなりポピュラーな皮膚病で、
軽いものから、痛痒みで、跛行 (はこう 片足の歩様が
ギクシャクしている状態)する場合もあります。

とにかく治療が難しいです。犬は舐めて悪いところを
治す動物ですから、舐める→炎症がひどくなる
→舐める→ひどくなる 長いこと継続します。
下手すると何年も続く場合もあります。内服薬を飲んで
も薬が切れればまた舐める、薬を塗ればそこを舐める、
かといってほっとけばいつまでも舐めている・・・・・

犬の趾間炎(しかんえん)ほとんどの原因は、病変部での黴菌
(それもほとんど細菌)の繁殖ですが、理論的には、消毒なり
抗生物質なりを使えば細菌が死んで治るはずなのですが、
治らない・・・

最終手段はエリザベスカラー(あのえりまきトカゲで
す)を付けて強制的に舐めれないようにすることです。

指先も乾いて、皮膚が綺麗になったなーといざカラーを
はずすと・・・あれれれれれー また舐め始めた・・・
正直とても厄介です。あまりに治らないので、病院を
転々とされる飼い主さんもいます。大体どこもやること
一緒なので、症状が治まった病院=名医になります(笑)。

発症要因は色々あり、体質(アトピー、皮膚のバリア等々)
や、ストレスによる発症等々様々な要因があるといわれて
います。
ペットビジョン


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2007年04月22日

動物病院で症状が確認できない病気 癲癇(てんかん)

ペットビジョン
動物病院専用製品の購入は当院でどうぞ。

動物病院では症状を視診し、検査等しながら診断を下すこと
がほとんどですが、症状が院内でまず見ることができない
病気があります。
その典型が
癲癇(てんかん)
です。
犬の癲癇(てんかん)は非常に多く、そのなかでも突発性
てんかんというのが最も多いです。

癲癇は病気ではありますが、発作はさまざまで、全身が痙攣
、硬直するものから、体の一部分が震えるという軽いものまで様々です。
大体我々が診察するとこには、痙攣などは治まってしまって
いることが多いです。

病院によっては癲癇の対応は違ってきます。

脳波を採る・・・まず動物の場合は無理ですから、
採られて説明を受けても意味ないです。少しでも
動いたら脳波は解析できないでしょうね。脳波を
採って「これは何々だ」と病気を判断できる獣医
がいたらちょっと・・・です。

血液検査・・・似た症状に低血糖というのがあります。
これと鑑別するために血糖値を測定することは有意義で
す。ただし低血糖の場合の発作は癲癇と違って、一回の
発作が長く、かつ頻繁に起こります。元気も当然ぐっと
なくなっています。この病気も様々な原因から起きます
が、砂糖や蜂蜜などを舐めさせると、当然血糖値があが
るので、症状は一時的に治まります。あとは肝臓、腎臓
の数値、アンモニアなどが正常であれば心配ないでしょ
う。
CT/MRI・・・人では腫瘍を疑って撮るでしょうが、動物
では数回の発作では大学病院に行って全身麻酔をかけて
採るということはあまりしないですね。

結局・・・犬のてんかんや猫のてんかんの診断は獣医の
経験上の見た目の判断が大多数でしょう。

たった一度の発作で、犬のてんかんや猫のてんかんを
抑える薬を毎日飲ませる処方をされているとしたら、
あまり良い病院とはいえないと思います。

極論ですが、投薬治療は、発作が一日1回必ず起きる
ぐらいになったらすればよいと思います。

癲癇を持病にしている子はとても多いです。年に1回
の子もいれば、1日5回くらい起こして、その後3年
位発作も無い子とか。犬のてんかんの方が猫のてんか
んよりは多いと感じます。

癲癇発作で一番びっくりされるのは飼い主さんです。
3分くらいで治まってケロっとしちゃう場合は、まず
癲癇のことが多いです。

人でこのような発作を見ることはありません。
当然てんかんが持病の方もいます。

しかし・・・人間はいつ来るかわからない発作のため
には薬は必須です。
ですから人の癲癇発作を街中で見ることはありません。
車の運転中などの場合・・・

これがペットたちとは違うところです。

癲癇のお薬は飲み始めたら永年投薬になります。その
ことを踏まえて、癲癇の持病をもつペットの飼い主さ
んは、十分獣医とインフォームドされてください。

ペットビジョン
posted by petvision at 09:38| Comment(1) | TrackBack(1) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

猫の飼い主 猫の病気 猫アンケート

ペットビジョン
動物病院専用製品の購入は当院でどうぞ。

猫ちゃんの飼い主さんの意識調査の資料があります。
大日本住友製薬のアンケート調査ですが簡潔にまとめると

猫ちゃんの飼い主さんは多頭飼いの比率が高い。
犬と猫を一緒に飼われている飼い主さんが多い。
健康上注意していること
食事 ワクチン ノミダニ
ワクチン接種は2/3の飼い主さんが毎年接種
今までかかった病気は腎臓、泌尿器系の病気が多い

といった感じです。

どちらにしろ、ペットについても予防医学のニーズが
飼い主さんには高くなっていることが伺われます。
特にフードに関しては、猫ちゃんのなりやすい病気、
特にFUSなどの猫ちゃんの尿結石に対する関心が高いと
言えます。処方食や一般食についてもphや尿石症予防を
前面に出している場合が多いです。

人間も予防医学全盛ですが、ペットも予防医学に
ついては追随しているようですね。

ペットビジョン
タグ:猫について
posted by petvision at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一番気になる病気は 足 犬の飼い主さん

ペットビジョン
オンラインで動物病院専用製品をどうぞ。

ファイザー製薬による愛犬の健康に対する意識調査によると
愛犬の病気で最も気になるのは、

皮膚病

という順番だそうです。
ペット医療の専門化
でブログしたように、獣医師の強化したい専門分野では7位
(整形外科)に入っています。
犬の足の病気では、関節炎が飼い主さんには一番気になるよう
ですね。犬の関節炎にも色々な種類があります。また老齢に
なると関節の消耗が見られますので、関節炎自体増加します。
われわれ人間と同様ですね。
犬の関節炎も当然痛みを伴います。しかしながら痛みを
薬で抑えるということに異論も多いので、飼い主様側としては
サプリメントや食事療法(減量など)で犬の関節炎を緩和する
療法を好まれることが増えました。

ちなみにこのレポートでは、飼い主様の意識として
治療に対する費用は1回の治療の妥当治療費用は
\2,000〜\3,000が最も多かったとのことです。

犬の関節炎は肥満と相関することが多いですから皆様
お気をつけください。

ペットビジョン
posted by petvision at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

プロフェンダースポットとモナリート 

ペットビジョン

プロフェンダースポット
モナリート

ご存知の方はかなりの知識だと思います。
今春から新発売になる猫ちゃんのお腹の虫下し(消化管内寄生虫
駆除剤)です。スポット(滴下型)の製品は初めてになります。
フロフェンダースポットもモナリートも構成される
成分は同じなので、効能も同じです。
プロフェンダースポットはバイエル社、モナリートは
森永製菓からの発売となります。
フロフェンダーもモナリートもともにプランジクアンテルと
エモデプジドを製剤化しています。

駆虫できるお腹の虫は
猫回虫・猫鉤(こう)虫・瓜実(うりざね)条虫、猫条虫
多包条虫
になります。
皆さんがよく耳にするのは猫回虫と、瓜実条虫だと思います。
猫回虫は子猫の検便ではかなり発見されやすく、瓜実条虫は
ノミから感染させられて、肛門に小さい米粒みたいなものが
くっついている感じのものです。

今までは飲み薬(ドロンタール、ドロンタールプラス)しか
なかったので、スポットタイプはやり易いので、便利だと
思います。フロフェンダースポットそしてモナリートとも
価格はたぶん同じになるでしょうね。何せ成分が同じ
ですので、安い方をお求めになるでしょうから、メーカーも
値段は横ならびにすると思います。





posted by petvision at 15:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 動物病院製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペット医療の専門化

動物病院専用製品の購入は
ペットビジョン

獣医師が今後獣医療の中で強化したい専門分野として
下記のようなものがランキングされています。

1位 循環器
2位 腫瘍
3位 皮膚
4位 画像診断(レントゲン)
5位 眼科
6位 内分泌・代謝
7位 整形外科
8位 消化器(肝臓)
9位 インフォームド・コンセント
10位 腎臓・泌尿器科

以下、消化器、問題行動、血液、軟部外科、経営、歯科、画像診断(超音波、MRI)神経病、幼齢老齢・・・・と続いて
います(interzooより)

ペットの医療もより細分化されると予想されますが、
未だ日本ではペットの専門病院は数が少ないです。
まだ現状飼い主様のニーズも低いため、専門病院の役割
よりも、ホームドクター的な動物病院のニーズが高い
こともありますが、アメリカなどペット先進国ではすでに
ペット医療の専門化が進みつつありますから、近い将来
日本でもそのような動きになると思われます。

1位であるペットの循環器については、確かに症例も最近
増加しており、犬の僧房弁閉鎖不全、猫の心筋症等増加して
いる病気です。2位の犬の腫瘍や、猫の腫瘍もペットの高齢化
とともに増加しており、人間の腫瘍と犬の腫瘍や猫の腫瘍は
多少違いはあれ、増加は共通しております。犬の腫瘍も非常に
種類が多く、猫の腫瘍についても同様です。犬の腫瘍、猫の
腫瘍ともに人間と違い寿命のサイクルが短いので、腫瘍の
進行も早くなります。犬の腫瘍でも犬種別になる率が高い
腫瘍(たとえばゴールデンレトリバーのリンパ腫等)なども
あり、非常に高度な技術、知識が獣医師側も必要になります。

ペットの専門病院、ペットの医療の専門化は獣医師そして
飼い主様にとっても共通したニーズになりつつある昨今
ペットの高度医療への成長は必須となると思います。

ペットビジョン
 

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猫ちゃんに不適切なもの、必要なもの

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ペットビジョン

哺乳類といっても猫、犬、そして人間では色々な
物を異にすることがあります。

特に薬については猫、犬それぞれ投与したはいけない
薬や、食べ物が存在します。

猫ちゃんに関して、不適切なものとしては
タマネギ(タマネギ中毒  犬も同じですね)
ヒスタミン
プロピレングリコール(半生タイプのフードに利用されることが
あります)
などがあります。

また猫ちゃんに必要な成分としては
アルギニン、タウリン、メチオニン、シスチンなどと
いったアミノ酸が上げられます。摂取が少なくなると
症状が出てしまいます。
最近は自家製のごはんを作られる飼い主様が増えましたが、
上記アミノ酸の配合には注意してください。

小難しい話になりますが、猫ちゃんにはグルクロン酸抱合
という薬の代謝(簡単に言えば無毒にして排泄する)の
能力がないので、アスピリン、アセトアミノフェンといった
われわれ人間には極めて身近な薬が非常に毒性を持ちます。
また前述しましたが、市販のノミ駆除薬のピレスロイドも
同様です。ピレスロイドについては使用は控えた方が
いいです。
猫ちゃんにアスピリンや、アセトアミノフェンを投与して
しまった場合、赤血球が溶血してしまったり、血液が
凝固しないといったことになります。
アスピリンやアセトアミノフェン(バファリン)等を
使われている飼い主様は注意が必要ですね。
ピレスロイドについては、市販のノミ駆虫スポットに
かなり使われていますが、ピレスロイドをなめてしまう
ことによって中枢神経症状(興奮とかケイレンなど)が
でますので、もしピレスロイドを滴下してノミ駆除をされて
いる飼い主さんは、猫ちゃんがなめれないようにしっかり
滴下する必要がありますね。

ペットビジョン
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2007年04月18日

ウォルサム 満腹感サポート

動物病院専用製品のご購入は
ペットビジョン

ロイヤルカナンウォルサムから新製品である
満腹感サポートが発売されたことは前のブログ
でもご説明いたしました。
今回もう少し満腹感サポートについてご説明しようと
思います。

特徴を列記しますと

・減量中でも筋肉を保持するための高タンパク
・満腹感をサポートするための高タンパク+高食物繊維
・減量下でもビタミン、ミネラル含有量を強化
・肥満による関節への影響を考慮してグルコサミン
 コンドロイチンの含有
・同じカロリーでも食事量を増加

という感じです。

満腹感サポートについては
減量
が目的ですが

もともとウォルサムには減量サポートという製品が既存に
あります。
減量を目的として、減量サポートを与えている飼い主様も
多々いらっしゃると思いますが、

満腹感サポートと減量サポートの違いは

満腹感サポートの場合は、食事量が増やせますので、
その分ウンチが増えることになります。
ですので、慢性の便秘や大腸炎がある子の減量には
減量サポートが適応になるということです。

どちらにしても処方食で減量する子の場合は、減量しないと
体に影響がある子達ですので、動物病院で扱う減量系の処
方食は獣医師の管理、アドバイスが重要にもなります。


ペットビジョン
posted by petvision at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

猫の泌尿器疾患のすべてに対応 c/dマルチケア猫用新発売

動物病院専用製品の購入は
ペットビジョン

日本ヒルズ社より prescription dietシリーズで
新製品がでました。

c/d マルチケア 猫用

です。
c/dを療法食として使用されてきた飼い主様も多々
いらっしゃると思います。しかしらがら、ヒルズのc/dは
嗜好性でウォルサムPhコントロールや、三共のドクターズ
ケア ストルバイトに最近は猫ちゃんの泌尿器疾患の
療法食の座を奪われつつありました。ウォルサムのphコント
ロールやドクターズストルバイトケアはとにかく嗜好性が
よかったので、猫ちゃんの場合は、正直嗜好性が重視され
ますので、どのようにヒルズのc/dが巻き返すかが注目
されていました。

今回のc/d マルチケアの最大の売りは
さまざまなFLUTDに対応する

これが特徴のようです。
FLUTDは猫ちゃんの飼い主様であれば、一度は耳にしたことが
あるかもしれません。FLUTDは、猫の下部尿路疾患
FUSは猫の泌尿器症候群の意味ですが、
c/dマルチケアは、すべてのFLUTDに対応
(FUSもそうです)するということは、泌尿器系の症状が
出たときは、まずすぐに処方できるということになります。

簡潔に言えば、ストルバイト、そして対極にあるシュウ酸
カルシウムそして突発性膀胱炎に対応する・・・
つまりは、アルカリ性、酸性の結晶にも、炎症である膀胱炎
にも効果があるということです。まさにc/d マルチケアとい
うことですか。

ちょっと凄いかもしれません。
あとはc/dの悪名高き嗜好性ですね。既存のc/dと今回のc/dマルチ
ケアがどれだけ違うのか、また考察してブログに致します。

ペットビジョン
タグ:日本ヒルズ
posted by petvision at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 処方食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

ウォルサムという処方食

ウォルサムはペットの処方食です。
posted by petvision at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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