2007年05月09日

ネコの糖尿病増加 肥満との関係

ペットビジョン
動物病院専用製品のご購入は当院でどうそ

最近は猫ちゃんの室内飼いが増加しています。
散歩という習慣がありませんから、運動は極めて制限されます。

また、避妊手術、去勢手術の結果、室内飼いの猫ちゃんには

肥満
(クリックすると肥満度がチェックできます)

になりやすくなります。

当院でも、猫ちゃんの減量、肥満対策の処方食が最近処方する
回数が増加しました。
難しいのは猫ちゃんの場合、嗜好性が大きく左右しますので、
処方食選びも苦労されることが多いようです。

猫ちゃんの肥満とともにリスクが高まる病気があります。

猫の糖尿病

これは肥満と大きく関係するようです。

猫の糖尿病なんて猫

そう思われる飼い主さんも多いかもしれませんが、
猫の病気に敏感な飼い主さんには結構当たり前の知識ですね。

猫の糖尿病は人間の糖尿病と類似しています。

猫の糖尿病発生率は0.2〜0.1%といわれており、インスリン
非依存性糖尿病(NIDDM)は猫において発生頻度が高く、
中年の肥満猫(とりわけ去勢雄猫)の罹患傾向が高く、
また、肥満猫はインスリン抵抗性を示し、血中インスリン
濃度は低値を示します。

小難しいですが
インスリンは、体の糖を体の細胞の中に糖をちゃんと取り込む
ための非常に大切な酵素です。糖が取り込めないと血液の
中に糖が過度に存在してしまい、色々な臓器を糖が壊して
いきます。

簡単にいうと、インスリン被依存性糖尿病というのは、

太りすぎで、ちゃんとインスリンが出ているのもかかわらず
体についてしまった脂肪が、インスリンを細胞が取り込み
できなくなります。そうすると糖がちゃんと分解できなく
なり、糖尿病になります。
このタイプの猫の糖尿病は、減量することで初期であれば
糖尿病に進行せずに改善することができます。

またこのタイプの糖尿病は
ハッピー糖尿病
とも言われます。
ようするに、外見が健康そうに見えるためです。

室内猫の肥満は今後非常に管理することが必要になります。
糖尿病になってしまうと、人間も同様ですが、かなり
厳密なカロリー対策が必要になります。
また、インスリンを飼い主さんが毎日注射しなければならない
インスリン依存性糖尿病に進行することもあります。

予防が一番です。
どう考えても。
ペットビジョン





posted by petvision at 18:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 動物病院製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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